VBAを実行してみる

VBAを実行してみる

いよいよ待ち焦がれていたVBAのプログラムを記述して実際に実行をしてみるステップに突入いたしました。

プログラムを実行するからといって、いきなり難しい内容に突入するわけではないのでその点はご安心ください。

ここでは簡単なVBAのプログラムを作成するところから実際に実行するところまでを段階的に詳しくご説明していきたいと思います。


VBAの作成にはVBEを使用する

これはVBEのお話した時にも言いましたが、VBAのプログラムの作成はVBEという統合開発環境を使って作成していきます。

今回もお馴染みのExcelを使っていきたいと思います。

少し補足しますとVBEはWordやPowerPoint、Accessなどからでも使用することが出来ます。

ではまずは前回の復習になりますが、VBEを起動してみましょう。

起動方法はちゃんと覚えていますか。

このようなVBEの画面を起動することが出来ましたでしょうか。

うまくVBEを起動できない方は以下を参照ください。

[VBE]Visual Basic Editor とは

標準モジュールを挿入する

  1. メニューバーの[挿入]をクリックする。
  2. [標準モジュール]をクリックする。

「あの、、、標準モジュールって何ですか?」

これはいい質問だと思います。

とりあえず標準モジュールを挿入はしてみてもいいけど、何だか分からないじゃ気持ち悪いですよね。

標準モジュールとは

VBAのプログラム内容の保管場所のようなものです。

「プログラムの保管場所?」

プログラムを実行するとき、コンピュータへの指示を記述したものをプログラムのソースコードと呼びます。

モジュールはそのプログラムのソースコードを記録させておくファイルのようなイメージのものです。

「モジュールはプログラムのソースコードを記述するところ」

モジュールにもいくつか種類あり、それぞれ特徴もあるのですが、今回はその中でも一番スタンダードなモジュールである標準モジュールを使用していきます。

標準モジュールの挿入作業が完了すると以下のようになります。

VBEの画面上の変化、違いが分かりますでしょうか。

これが標準モジュールを追加した状態です。VBE画面内の各ウィンドウについて少し補足しますね。

標準モジュール挿入後の変化

変化が起きたのは赤い枠線に囲まれた3つウィンドウです。

  • プロジェクトエクスプローラ
  • プロパティウィンドウ
  • コードウィンドウ

まず、プロジェクトエクスプローラに「標準モジュール」フォルダが作られて、その中に「Module1」というものが作られているのが確認できますね。

そしてプロジェクトエクスプローラの下のプロパティウィンドウには「Module1」のプロパティ情報が表示されています。

さらにVBEの画面の右半分に大きく表示されているのがコードウィンドウとなります。

各ウィンドウの詳細については別の機会に解説させて頂きます。

さて、これが標準モジュールを挿入直後の状態なのですが、実際のVBAのプログラムは「コードウィンドウ」に記述していきます。

VBAを記述してみよう

いよいよVBAのコードを実際に記述していきますよ。

ドキドキしますね。

ところでプログラミング言語の入門の解説では、書籍やネットを含めてたいてい一番最初に作ってみましょうと推してくるプログラムがあるのをご存知でしょうか?

これはVBAに限らずほとんどのプログラミング言語の入門解説ではおなじみのプログラムです。

当サイトでもそのプログラムをVBAの最初に実行するプログラムとして推していきたいと思います。

メッセージボックスで「Hello World!!」と出力してみましょう。

誰がはじめた話なのかは分かりませんが、プログラミング言語の動作確認としてメッセージボックスで「Hello World!!」を出力することは有名な話です。

「VBAの世界、こんにちは!」というノリで実際にプログラムを記述していきましょう。

コードウィンドウに以下のソースコードを記述してください。

Option Explicit

Sub Sample()
    MsgBox "Hello World!!"
End Sub

VBE画面上の様子はこのような感じです。

これは「Sample」と名付けたプロシージャにメッセージボックスで「Hello World!!」と出力する指示を記述しています。

プロシージャとはプログラムとして実行可能な処理を定義した記述です。

プログラムはプロシージャ単位で処理していきます。

今回は使用したプロシージャはSubプロシージャになります。

プロシージャの記述方法についての詳細は次回以降で解説していきたいと思います。

では記述したVBAのプログラムを実行してみましょう。

VBAを実行してみる

VBAの実行方法は大きく分けて2つ方法があります。

  • Excelのワークシート上から実行する方法
  • VBEから実行する方法

どちらの方法も覚えて状況により使い分けていく考え方が望ましいです。

Excelのワークシート上から実行する方法

  1. [関数] タブの [マクロ] をクリックします。
  2. 起動したマクロの実行フォームから実行するマクロを選択します。
  3. [実行]ボタンを押下します。

VBEから実行する方法

  1. コードウィンドウ上の実行するプロシージャをクリックする。
  2. プロシージャ内にキャレットが移動したら「F5」を押下する。

※キャレットはコードウィンドウ上の入力位置を示す点滅している縦棒のこと。

まとめ

実際にVBAを作成、そして実行するという作業を解説させて頂きましたが、いかがでしたでしょうか。

多くの耳慣れないキーワードが出てきてしまい、不安に感じてしまう方がいらっしゃるのではないでしょうか。

キーワードについては慣れもあるでしょうが、特別に難しい内容を取り上げているわけではないのでゆっくり自分のペースでくりかえし理解を深めて頂ければと思います。

それよりも「VBAのプログラムを実行できた」という一つの達成感を感じて頂けると嬉しいです。

今回VBAのプログラムをを初めて実行できた方に言葉を贈りたいと思います。

「Hello World!!」